ここではポタオデでよく使われる単語や略語、「Nobuレビュー」でよく出てくる単語や表現について簡単に解説していきます!
用語については随時追加、更新していきますので、「このような言葉も解説して!」などありましたら、どしどしコメントください!
内容間違いがありましたらご指摘いただけますと幸いです。
(目次の「◯行」というところをタップしていただければそこまで飛ぶので良かったら使ってください)
それではいきましょう!
ア行
IEM:In-Ear Monitor(インイヤーモニター)の略。通称イヤモニ。耳の中に挿入して使うカナル型イヤホンを指す。
IC:インターコネクトケーブルの略。音響機器同士を接続するためのケーブルで、ポタオデでは主にプレイヤーとポータブルアンプ(ポタアン)とを繋ぐために用いられる。(別名ミニミニケーブル)
アンバランス:シングルエンド接続の別名。
アンプ:音声信号を増幅してイヤホンやヘッドホンを鳴らすための機器。インピーダンスの高い機材を鳴らす時に効果的。ポタオデではよく「ポタアン」が用いられる。
イヤーカフ型:耳たぶや耳の外側に引っかけるように装着する、カフ(輪状)形状のイヤホン。主にワイヤレスイヤホンで用いられる。
イヤーピース:ゴムやシリコン、ウレタンなどで作られた、イヤホンの先端に取り付けるもの。
イントラコンカ型:耳のくぼみに置くように設計されたイヤホン。耳の奥まで押し込む必要はない。(別名インナーイヤー型)
インナーイヤー型:耳の穴の入り口に引っかけるように装着するタイプのイヤホン。(別名イントラコンカ型)
インピーダンス(Ω):電気信号に対する抵抗の大きさを示す値。数値が小さいほど音を慣らすのに必要なパワーが少なく、数値が大きいほど大きな出力を必要とする。
FLAC:一般的なロスレスの規格。
ALAC:Apple製品で使われるロスレスの規格。
エージング:イヤホンやヘッドホンなどの音響機器を一定時間使い続けて、音の変化を促す行為のこと。「エージング音源」などを流しっぱなしにして強制的にエージングを行うこともある。それにより音を鳴らす機構などを慣らし、安定した音を出せるようになる。(効果が無いという人もいるけど、自分は効果あると思うのでやっています)
音質:音の「良さ」や「特徴」を評価するための総合的な指標で、音楽や音声の質感、明瞭さ、バランス、深みなどを含む。
音場:音の広がりや立体感を表す。上下左右や奥行などで表すことも多い。また、音場が狭い→顔の真横にスピーカーを置いて狭い部屋で聞いている、音場が広い→大きなコンサートホールで聞いている、などのイメージで使うこともある。
OTGケーブル:スマホと外付けDAC(ドングルDACやDAPなど)を接続するのに使われるケーブルのこと。(Type C – Type Cケーブルなど)線材によって音質が異なる。
カ行
解像度:音の細かさや音の輪郭のはっきりさを示す。解像度が高いから良い、低いから悪いとも一概には言えないため、全体のバランスで判断して欲しい。
開放型: イヤホンやヘッドホンの設計タイプの一つで、「外部の音を取り入れる」、「内部の圧力を外に逃がす」特徴を持っている。フェイスプレート部分や本体側面網目状になっている設計が多い。設計上音漏れがとても多い。
カナル型:耳の穴に奥まで差し込んで使うタイプのイヤホンのこと。
カマボコ:中音域が強調され、低音と高音が控えめな音の傾向を指す。
下流:音を出す機構(イヤホン、ヘッドホン、スピーカーなど)のこと。
寒色:音のイメージを表す言葉。青や銀色のイメージで、クリア、シャープ、スッキリ、やや硬めな傾向。(対義語↔︎暖色)
感度:イヤホンやヘッドホンがどれだけ小さな電力で大きな音を出せるかを表す言葉。
駆動力: ヘッドホンやイヤホンを動かすために必要な力を指す。具体的には、ドライバを効率よく動かすための出力能力のこと。
筐体:イヤホンやヘッドホン、アンプなどの電子機器を収めている外側のケース全体を指す。中身を守る箱のこと。
ゲイン:音の電気信号をどれだけ増幅するかを示す値。イヤホン等に送る電気信号を増幅することで、それに適した音を鳴らせるようにする。
コーデック:ポタオデでは主にBluetooth機器でやり取りされる音声データの圧縮方式のこと。SBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/LHDCなどがあり、それぞれ遅延や音質が異なる。
サ行
刺さる:高音(特にサ行の発音やシンバルなど)が耳に鋭く突き刺さるように感じる現象を指す。ネガティブな意味で使われることが多いが、「シャキッとしたメリハリのある高音が心地よい」というポジティブな意味で使われることもある。
サンプリングレート:アナログ音声(波)をデジタル化するときに、1秒間に何回音を記録するかを表す数値。(Hz、kHzが用いられる)
シェル:イヤホン本体の外側を覆う「殻」の部分のことで、内部パーツを収めるケース全体を指す。
周波数帯域:イヤホンやヘッドホンが再生できる音の高さの範囲のことで、Hzで表される。「20Hz〜20kHz」と書かれていた場合、これは低音域の20Hzから高音域の20,000Hz(20kHz)まで再生できるという意味。
昇圧:電圧を高くすることを指し、ポタオデでは主にイヤホンやヘッドホンをしっかり鳴らすために、出力電圧を上げる処理のことを指す。
上流:下流(イヤホンやヘッドホンなど)に音を届けるまでの音源側の機器のこと。スマホ、DAP、DAC、アンプ(ポタアンなど)、パソコンなどをまとめて。
真空管:電流を制御するためのガラス管状の電子部品で、アンプやDAPなどに使われる。温かみのある音になるのが特徴。
シングルエンド接続:主に3.5mmプラグ(一般的なイヤホンジャックのサイズ)と6.35mmプラグで用いられる。信号線が1本でイヤホンに音の情報が送られる。
線材:イヤホンやヘッドホンなどのオーディオケーブルに使われる導線(ケーブルの中の金属線)の素材のこと。使われる金属によって音の特徴が異なる。
タ行
タイト:音の立ち上がりが速く、無駄な余韻や膨らみが少ない、キレと輪郭のある「引き締まった音」を指す表現。
DAC:Digital-to-Analog Converterの略。音楽データ(デジタル)を音(アナログ)にするための機械のこと。高品質なものを使うとより高音質で音を再生できる。スマホに繋げて使うドングルDACや、高性能DACが内蔵されたプレイヤーなどがある。
DAP:Digital Audio Playerの略。ウォークマンのような、スマホとは別に音楽を聞くため専用に作られたプレイヤー。スマホなどより高性能なDACチップが内蔵されていて、高音質で音楽を聞くことができる。
DSD:Direct Stream Digitalの略。通常のデジタルデータと異なる方式で録音された音源で、アナログに近い高音質を目指したデジタル音声形式。
暖色:音のイメージを表す言葉。赤やオレンジのイメージで、柔らかい、まろやか、丸みのある音の傾向。(対義語↔︎寒色)
TWS:True Wireless Stereoの略。左右が独立し、完全に分離したワイヤレスイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)のこと。
定位:音楽を聴いたときに、「音がどこから聞こえてくるか」を感じる能力や再現性のこと。自分を中心にピアノが右側にいて、バイオリンが左側にいて、フルートが後ろ側にいて、など。
ドライバー:イヤホンやヘッドホンの音を出すための機構。小さなスピーカーのような部品を振動させることによって音を出す。DDやBA、プラナーなど様々な種類がある。(ドライバー単体での解説記事を作成予定ですのでしばらくお待ちください)
ドングル:主にスマートフォンやPCに接続して使う、小型のUSB-DACを指す。「ドングルDAC」「USBドングル」などとも呼ばる。
ドンシャリ:低音(ドン)と高音(シャリ)が強く、中音域が控えめな音の傾向のこと。
ナ行
ニュートラル:特定の音域(低音・中音・高音)を強調せず、全体がフラットな音の傾向のこと。(寒色/暖色の中間を表す表現として用いることもある)
音色:音そのものの「キャラクター」や「質感」を表す。「音の個性」のこと。
ノイズ:音響機器で聴こえる不快な雑音や干渉音を指す。ホワイトノイズ(シャーッという鋭いノイズ)やピンクノイズ(サーという柔らかいノイズ)、ハムノイズ(ブーンというノイズ)、タッチノイズ(ケーブルに服が擦れたり体に触れたりしてガサガサした音が出る)などがある。
能率:イヤホンやヘッドホンが、どれだけ少ない電力で大きな音を出せるかを示す指標。別名「感度」
ハ行
ハイレゾ:ハイレゾリューション音源の略。CD音質(44.1kHz/16bit)を超える情報量を持つ高音質な音源で、より多くの音の細部や空気感まで記録・再生できるとされる。再生するためには対応の音源、再生機、イヤホン・ヘッドホンが必要。
ハウジング:イヤホンやヘッドホンの外側の筐体(ボディ部分)のこと。
倍音:ある音(基音)に対して、その整数倍の周波数を持つ音のこと。音の基本の高さに対して同時ぬ生じる「響きの成分」のこと。
バッフル:イヤホンやヘッドホンのドライバに固定される板のこと。音波の干渉や余計な振動を抑え、安定した音を鳴らすために使われる。
歪み:本来あるべき音(信号)に余計な変化や成分が加わって、元の音が正しく再生されなくなる現象のこと。音がキーンと割れたり、ガサガサした雑音が出たりして、不快感がある音が鳴ってしまうなど。
ビットレート:音声データの圧縮・伝送において、1秒間に処理されるデータ量のことを指す。kbps(キロビット毎秒)やMbps(メガビット毎秒)で表される。
フェイスプレート(FP):イヤホンの外側、「表面のふた部分」のこと。
フラット:音のバランスが均等で、特定の音域が強調されていない状態を指す。(ニュートラルと言うことも)
Bluetoothレシーバー:Bluetoothで受信した音声信号(データ)をアナログ信号(音)に変換し、有線イヤホンやヘッドホン、スピーカーに出力する機器。
分解能:音の細かな情報をどれだけ明確に聴き分けられるかという、音の描写力や精密さを示す表現。「解像度」と表現されることが多い。
分離感:複数の音(ボーカル・楽器など)がそれぞれハッキリと聴き分けられる感覚を指す。
ボリューム:電気信号に抵抗を与えて、音量の調整を行う部分。
ポタアン:ポータブルアンプの略。携帯できる小型のヘッドホンアンプのこと。スマホやDAPと組み合わせて使い、イヤホンやヘッドホンの音質を変化させたり、や駆動力を高めたりするための機器。
ポタオデ:ポータブルオーディオの略。その定義は曖昧で、DAPやアンプ、イヤホンなど多くの機器を合わせて持ち運ぶのも「ポタオデ」だし、ワイヤレスイヤホンとスマホだけでも「ポタオデ」である。
バランス接続:主に4.4mmプラグ、2.5mmで用いられる。2本の信号線で音の情報が送られ、シングルエンド接続よりノイズの影響を受けにくい。
ベント:イヤホンやヘッドホンにある「通気孔」のこと。
マ行
密閉型:イヤホンやヘッドホンの設計タイプの一つ。本体が密閉構造になっていて、音漏れを防ぎ、外部の音を遮断しやすい設計。
ミニミニケーブル:「ICケーブル」の別名。
モニターライク:音の味付け(強調や加工)が少なく、原音(元の楽器の音)に忠実な音作りをしたイヤホン、ヘッドホンのこと。
ヤ行
ラ行
リケーブル:イヤホンやヘッドホンのケーブルを交換できる機能や行為のこと。ケーブル交換が容易になることで、断線しても新しいケーブルにすぐに変えたり、ケーブルの素材によって異なる音質を楽しめたりすることができる。(リケーブルについては別記事で深堀する予定)
レスポンス:イヤホンやヘッドホンが、音の信号に対してどれだけ早く反応するかの反応の速さ。
ロスレス:音声データを“音質を劣化させずに”圧縮・保存する方式のこと。CD音源やハイレゾ音源をそのままのクオリティで再現できる。FLACやALACなどがある。
ワ行
WAV:音声を非圧縮で記録する音声ファイル形式の一つで、Windowsを中心に広く使われている高音質なフォーマット。
コメント
用語集まで網羅👍💯
後はせっかくのページですから
初心者でも読みたくなるリンク配置、
誘導などでしょうか?
個別レビュー内から各用語にリン
クさせるのは大変でしょうから、
このページは初見で見てもらえるような、、
まあ、3行以上は読まない人には
無駄ですがw
コメントありがとうございます!
リンク配置、今後の課題ですね…
一応固定ページと言って、問い合わせの横にも追加したんですけど、ここが気づかれるかはわかんないですw
あとは、記事のまとめの欄に用語集に誘導するような文章も追加予定です!