今回は「THIEAUDIO – Hype4」をご提供頂きましたのでレビューしていきます🍀*゜
それではいきましょう!!
開封・外観




イヤホン本体
3.5mmプラグケーブル
ケーブルバンド
セミハードケース
3サイズのイヤーピース
3サイズのウレタンイヤーピース
クリーニングクロス

FPまじで綺麗ですね✨
白いシェルとキラキラしたFPは高級感たっぷりです
このイヤホン、ピントとホワイトバランスがなかなか取れず写真撮影が難しかったですw

男性でも女性でも使いやすいデザインですね。
でも写真でも綺麗に見えるように何度も撮り直したのでじっくり見てくれると嬉しいです🙏

ケーブルの接続端子は0.78 2pinです。
ノズルは結構太めですが、イヤーピースが痛むほどではなさそうです。
シェル形状が耳にフィットする形になっているため、装着感は非常に良いです。

5N OCCケーブルで、中高音域の透明度が高いのが特徴です。
ケーブル単体で考えてもかなりクオリティが高いですね。

やや大きめのケースのため太めのケーブルに変えたりイヤーピースの予備を入れたりしてもゆったりとイヤホンをしまうことができます。

ウレタンのイヤーピースで3サイズも付属するの珍しいですね。
シリコンイヤーピースは軸が硬めのサラサラ系のもので、低音が軽くなって中音域が少し手前に来るイメージです。
Hype4のチューニングとのバランスは良いですが、個人的にはもっと相性の良さそうなイヤピがある気もしますね。

ロゴが入っているのいいですね。
イヤホンを使用したら綺麗にして保管するようにしましょう。

ケーブルがケース内で絡まらないようにこれで留めておくものですね。
(すみません、画像の編集中に気がついたのですが、付属品一覧の画像にこちら入れ忘れました💦)


見やすい見にくい等、アドバイスありましたらコメントしていただけると助かります。
スペック

パッケージ側面のスペック表です。
再生周波数帯域が10Hz-22kHzなんですね。
Hype2は20Hz-40kHzなので、Hype4の方が下方向の沈み込みが深いのが分かります。
逆に高音域の伸びはHype2の方が余裕があるんですね。
ただ人間の聴覚で言うと、健康的な若者の耳で聞くことのできる範囲が20Hz-20kHzと言われているので、その範囲が再生できれば全く問題ないです。
細かい部分は販売リンクから確認してください
m(_ _)m
音の印象
再生環境
NW-ZX707
THIEAUDIO – Hype4
(ケーブル、イヤーピースは付属品にてレビュー)
全体的な印象
今回のレビューのメインはHype2との比較になるので、ぜひ下までスクロールして読んでください。
全体的にみるとこのイヤホンはかなりリスニングイヤホン的な要素が強く、モニターイヤホンのように使うのは難しいと思います。
音場は比較的広めで、大型の会議室でスピーカーを鳴らしているような立体感があります。
余韻はたっぷり残るのですが、金属的なキーンとした余韻ではなく、柔らかみのある温かい余韻が残ります。
ただ寒暖で言うとやや寒色よりのため柔らかさの中に真のある余韻が残るためとても心地よく聴くことができます。
下のグラフ上ではややニュートラルっぽい数値になってしまったのですが、低音と高音に盛り上がりを感じるため、もっと細かい数値で表せるならほんの少しドンシャリ傾向になると思います。
この数値は良し悪しを表すものではなく、あくまで音の傾向のイメージです。
低いから悪い、高いから良いというグラフではないことをご承知おきください。
※寒暖については数値が大きいほど暖色傾向です。
低音域
低音域はサブベースからミッドベースにかけてかなり深い沈み込みを感じます。
ですがアタック感は控えめで全体の底を支えるベース感になります。
低音域の解像度はとても高いわけではないですが、楽器ごとのメリハリを感じることは可能です。
中音域
中音域はBAの鳴り方が非常に丁寧です。特にDDからBAにかけての低音と中音を繋ぐ音がとても滑らかで一つのドライバで鳴らしているかのような綺麗さがあります。
ボーカルの距離感はかなり近いのですが、全体のバランスを崩すような感じではないため、近いながらも聴きやすい距離感を保ってくれます。
中音域から高音域にかけてのBAの繋ぎが非常に丁寧なので、マルチドライバ特有の「音域の変わり目で音色が変わってしまう」と言うことがほとんど無いです。
高音域
高音域のやや下くらいは若干弱い印象があるのですが、全体のバランスで見るとそこまで気にならない程度です。
フルートやヴァイオリンのような楽器の高音域とは相性抜群です。
ただピアノの倍音帯は聞き取りにくいのでピアノ特化的な使い方をするのは難しいと思います。
THIEAUDIO – Hype2との違い


後でクリーニングしておきます…
みなさんも使ったら付属のクロスで綺麗にしてからケースに戻すようにしてくださいね。
装着感はほとんど変わらないと思います。

シリーズ的にはHype4の方が上位機種になるのですが、一概にただの上位互換というわけではないです。
Hype2にはHype2の良さがあり、Hype4にはHype4の良さがあります。
この2機種の違いは低音の音作りとボーカル帯の距離感が挙げられます。
まず低音の音作りに関してHype2は元気でアタック感のある低音に対して、Hype4は艶やかで深みのある低音です。どちらも低音域は得意分野だと思うのですがアプローチの仕方が違うのは非常に面白いです。
音数の多いロックにはHype2で、余韻まで楽しむストリングベース(コントラバス)のような弦楽器の低音にはHype4が相性が良いです。
もちろんHype4でロックを聴くのも楽しいんですけどね。
同じ楽曲を聴いても雰囲気が異なるので気分で使い分けるのも楽しいと思います。
次にボーカル帯の距離感の近さです。
Hype2の方はバランスの良い位置で歌う一方で、Hype4はとても近い位置で歌います。
生々しさを感じるのはHype4で、THE FIRST TAKEの音源などはものすごく感動しました。
ただ近いボーカルというのはその分聴き疲れにつながることがあるので、バランスの良い位置が好きな人はHype2が良いのかなとも思います。
このボーカルの距離感というのはイヤーピースによってもかなり変わるので、これをきっかけにイヤーピースにこだわってみるのも面白いと思いますよ!
聴きたいジャンルや再生機(DAP等)を教えていただければおすすめのイヤーピースについて返信するんでお気軽にコメントください😁
気になった点
まず初めに、あくまで私が個人的に気になった点のため、他のユーザーからしたら気にならなかったり、逆にそれが良かったりする可能性があります。
まず、付属のケーブルが3.5mmプラグのみなのは少し気になりました。
ミドル〜ミドルハイクラスのイヤホン購入者だと4.4mmプラグを使う方が多いと思うので、プラグ変更可能か購入時に選択できるものだと良かったとは思います。
まぁリケーブルで好きな音を追求するというのも楽しいんですけどね☺️
完全に個人的な意見なのですが、「GROOVE AUDIO – ZENITH2」との相性がめちゃくちゃ良かったので、ぜひ組み合わせてみてほしいです!
Hype2と組み合わせた時には低音が減るイメージだったのですが、Hype4と合わせたら低音の厚みや艶感はそのままに全体的な解像度が上がる感じでした。
(上の青文字タップするとレビューに飛べます)
次に、イヤーピースが合わなかったのが気になりました。
ただこれは個人差だと思うのでこれで合う人も多いと思います。なのでそんなに気にしなくても良いと思います。
自分はFinal TypeEが合う印象があったので、イヤーピースが合わない方はイヤーピースのみで販売されている他社製品を使ってみるのもおすすめです!
こちら、6個で1000円以下とめちゃくちゃ安いんでオススメです✨
おすすめの楽曲
【Avicii】Wake Me Up
この曲に限らずAviciiとの相性がめちゃくちゃ良かったです!音質の検証でお世話になりましたw
【久石譲】人生のメリーゴーランド
曲自体は有名なので聴いたことある方も多いと思いますが、コントラバスでの演奏はあまり聞かないのではないでしょうか?めちゃくちゃエモいんでおすすめです!!
余談
実は、一番最初にポタオデ始めたきっかけがHype2、Hype4だったんですよね。
予算2万円って決めて有線イヤホンを買おうと探していた時にこの2機種に心惹かれてしまったんですよ。
結局予算オーバーでHype2を購入したのですが、Hype4はいつかの目標にしていたのですが、今回ご縁があってレビューさせていただけることになってめちゃくちゃ嬉しかったです。
いつも以上にテンションの高いレビューになってしまっていたらすみません💦w
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
Hype4のレビューはあまりたくさん出ていないので、参考にしていただけると嬉しいです。
発売から少し時間は経っているのですが、それでも最前線で人気があるイヤホンなのが分かりました。
音のバランス的には洋楽との相性が良かったのですが、別に洋楽に限らずオールラウンドでどのような曲でも満足して聞くことができるのが人気の理由かなとも思います。
これがポタオデのゴールになる人もいるのが納得です!
気になった方はぜひ商品ページを確認してみてください✨
気になることがあればぜひコメントいただければできる限り返信しますので、気軽にお声かけください😊
分からない用語がありましたらページ上部の「ポタオデ用語集」、もしくはこちらから確認できますので是非見てみてください!
ではまた次のレビューでお会いしましょう👋
👇ご支援いただける方はこちらからよろしくお願いいたします🙇
Nobuに投げ銭を送る販売リンク
【AliExpress】

最後に
本記事作成において、製品をご提供くださったAliExpress様、本当にありがとうございました。
※本レビューにつきまして、メーカー様からの金銭の受け取りはなく、内容に関する指示もありません。本レビューは「のぶ」自身が感じたことを素直に執筆しております。



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