今回は「FosiAudio – K7」をご提供頂きましたのでレビューしていきます🍀*゜
ゲームでの使い勝手に関しては他にたくさんのレビュー出ているので、自分のレビューでは音質面を中心にレビューしていきますね☺️
それではいきましょう!!
開封・外観




アンプ本体
Bluetooth受信用アンテナ
USBケーブル
12V電源アダプター
2in1マイク/オーディオケーブル

マットなブラックでめちゃくちゃかっこいいですね!
端子については後ほど仕様詳細で詳しくみていきます。





USB接続で音楽を流す際に使用します。
片側にはタイプAの変換機がついているので必要だったら使ってください。

二股の方にはマークがついているのでどちらを刺すかはすぐ分かると思います。

仕様詳細
細かい部分は販売リンクから確認してくださいm(_ _)m
製品仕様
入力→同軸、光デジタル、USB – C、3.5mmマイク
出力→RCA、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
Bluetoothバージョン→5.0
Bluetooth送信フォーマット→SBC、AAC、APTX、APTX HD、APTX LL
電源→DC 12V / 2A

端子について

表側にはマイク端子(3.5mm)とシングルエンド接続端子(3.5mm)と、バランス接続端子(4.4mm)のケーブル差し込み口があります。
小ぶりな据え置きDACでバランス端子まであるの珍しいですね!
マイク付きのヘッドセットなどを使う場合には先ほど「開封」の時に載せた、二股になっているケーブルを使用してください。
音楽や動画だけでマイクを使わない場合は真ん中か右側の端子を使用してください。

本体裏面です。
こちらには技適マークも付いています。
左から
◯RCAのアウト端子
◯Bluetoothアンテナの接続端子
◯COAXのイン端子(DAPやCDプレイヤーなどを同軸接続するのに使う)、
◯OPT(光デジタル音声入力)のイン端子(PS4などのゲーム機やDVDプレイヤーなど)、
◯USB接続(タイプC)の端子(給電には使えない)
◯DC12Vの電源端子
があります。
Bluetoothについて
Bluetoothはあくまでインプット(スマホから流す等)のみで、アウトプット(イヤホン等)はないです。
ただこのBluetooth機能がかなり使いやすいと思います。
ゲームメインで使用する方は遅延などもあるし音場感が若干狭くなるので基本的に使わないと思いますが、手軽に音楽を聴くのにはすごい使いやすかったです。
私の使い方を紹介すると、
普段はPCに繋いで音楽を聴いたり動画編集の際に使用したりしています。
そして、テレビでオペラを見る時にヘッドホンを使いたいのでこれにBT接続して飛ばすようにしています。
というのも、USBケーブルを抜かなくてもワンタップで切り替えができるためすごい気楽に使うことができます。
普段オペラを見る時にはAKG – K701を使っていて、とても鳴らしにくいヘッドホンなのですが、このK7ではパワー不足を感じることなく使用できます。
BT接続でもUSB接続でもほとんど出力に差はない気がしますね。
イコライザ(EQ)機能について
このK7にはある程度自由にEQをいじることができる機能がついています。
やり方はこちらで説明すると長くなるので、説明書をご覧ください。
そしてその作ったEQを保存できるため、音楽を聴く時にはEQオフで、FPSをやる時には低音ブーストかけて足音を聞こえやすくする、などといった使い方ができます。
好みの音を作ってそれをすぐに呼び出すことができると言うのは音楽でもゲームでも重宝しますよねー!
ローゲイン/ハイゲイン モードについて
いわゆる「鳴らしにくい」と呼ばれるヘッドホンやスピーカーを無理なく音量を取るために「ハイゲインモード」がついています。
左側のつまみ(ボリュームノブ)を押すとゲインの切り替えができます。
ハイゲインにすると音量が大きくなるなるので音量上げても小さい音だなーって思う時はこのモードに切り替えてみてください。
といってもイヤホンやヘッドホンではローゲインでもしっかりと音量取れるので大型のスピーカーとかじゃない限りあんまり使うことはないと思います。
音の印象
再生環境
FosiAudio – K7
Macbook Pro
iPhone 16
ゲーミングノートPC
音楽での印象
音楽を聴くのには申し分ない音だと思います。
ただ、音の傾向的に大きな据え置きDACというよりも、ドングルDACのような表現に近いような印象を受けました。
もちろん音楽を有線でいい音で聴くというのに問題はないのですが、あくまでマルチタスクとして使いたい人におすすめな製品かなって思いました。
もちろん音楽メインで使いたい人もかなり満足できるクオリティではありそうですけどね。
それでは音質面について詳しく書いていきますね。
まず音場感はやや狭めです。かなりパワーがあるのでやや大きめのクラブで音楽を聴いているイメージが近いです。
音のキレが鋭く、余韻かなり少なめです。
この辺りはゲームを意識したチューニングっていう感じを受けましたね。
ゲームで余韻が残っていると音がゴチャついてしまうので良いチューニングだと思います。
また、やや寒色寄りな音でメリハリのある高解像度な音で、音の立ち上がりも早いためロックやヘビメタでもごちゃごちゃすることなく楽しめます!
低音域→サブベースがやや少なめな印象はありますが、音楽をしっかりと楽しむには十分すぎるくらいの低音が出ます。音の深みは少ないのであっさりした印象です。個人的には激しい重低音よりこのくらいあっさりした音の方が長時間聴いても疲れてこないしちょうどいいなって思います。
中音域→ボーカルは他の音域に比べてやや近い気がします。特にアルトめな女性ボーカルはかなり近くにいて、しっとり感もあるので「ファーストテイク」の音源などは綺麗に聴くことができます。
高音域→高音から超高音にかけて意図的に情報量が少なめにされいてる気がしました。というのもこちらもおそらく長時間のゲームでの使用を見越して疲れてこないようなチューニングにされているのかなって思いました。そのためヴァイオリンやピアノの倍音などは感じにくいですが軽いリスニング程度では気にならない程度にはきちんと高音も伸びてくれます。
この数値は良し悪しを表すものではなく、あくまで音の傾向のイメージです。
低いから悪い、高いから良いというグラフではないことをご承知おきください。
※寒暖については数値が大きいほど暖色傾向です。
ゲームでの印象
検証ゲーム
CODM(FPS)
バンドリ!ガールズバンドパーティ(音ゲー)
地獄銭湯(ホラーゲーム)
アンダーテール(RPG)
右側のつまみ部分を押すだけでミュートになるのは使いやすいと思います。
マイク機能の音質に関しては使用するヘッドセットやマイクに依存するためあくまで音量を手軽に変更したり、ミュートを手軽にできるという機能性の向上に期待できるかなっていう感じです。
極端にマイクの音質が良くなる、というような感じではなさそうですね。
音質面で言うと横方向の空間表現ははっきりしていてFPSなどでもかなりのクオリティで聴くことができました。ですが、上下の表現力がやや苦手なようで、室内戦の上下の正確な位置などは少し難しいかなっていう印象を受けました。
また、かなり音の発生が早いため、敵の足音や自分に向けられている銃声にすぐ気づくことができたので普段以上に早く反応することができました!
音ゲーやRPGは音楽に集中しながら、効果音も邪魔しないためかなり印象良かったです。
ゲームのBGMに関しては先ほど音楽での印象に書いた様子とほとんど変わらない印象を受けました。
ホラーゲームはヤベェです。
ソリッドな音で迫力のある低音が響くため、臨場感たっぷりでいつもの3倍くらい怖く感じましたw
このDACを手にした方はぜひこれでホラーゲームやってみてほしいです
(ホラーゲームの実況を見るのもいいかも)
動画、映画での印象
まず、左側のつまみで音量を変えられるのが楽でした。というのも、動画や映画によって音量バランス異なることが多いと思うんですけど、その都度PCを操作して音量変えるの面倒くさいですが、ボリュームノブを回すだけで簡単に変えられるのはとても便利だと思います。
音質に関して言うと音楽を聴く際以上に臨場感を持って映画を楽しむことができます。
臨場感と、低音の深みがかなり強調される気がします。
単純に音楽を聴く時より低音のキレと伸びが上がってるのは少し不思議ですね🤔
K7ではぜひ「ジョン・ウィック」や「トップガン」のような派手なシーンのある映画をぜひみてみてほしいです!!
気になった点
まず初めに、あくまで私が個人的に気になった点のため、他のユーザーからしたら気にならなかったり、逆にそれが良かったりする可能性があります。
まず初めに、LDACに対応していたらもっと良かったのかって思いました。
自分はあまりLDACを使わないのですが、日常的に使用している方はご注意ください。
次に、5時間以上使うとやや熱を持ってしまう点は少しだけ気になりました。
ただ、ほんのり温かい程度だったし、音質に変化があるような高温ではないのでそんなに気にならないとは思います。
もし気になる場合は5分ほど電源を切っておくとすぐに冷えるので試してみてください。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
この価格でゲームでも音楽でも存分に使える据え置きDACってなかなかないので人気があるのも分かりますねー!
個人的にはテレビでオペラみるときに手軽にBTで飛ばして高音質で見ることができる、っていうのが良かったですw
この小ぶりな見た目からは想像つかないですが、駆動力もしっかりとあるのでインピーダンスの高いヘッドホンでも問題なく使うことができました!
今後も第一線で輝く製品かなって思いました!
セール等にもよりますが、これを2万円台で購入できるっていうのは本当にお得だと思います。
オーディオ好きだけでなく、今までPCに直接イヤホンを繋いでいた方などにもぜひ試してみてほしいと思います!!
気になった方はぜひ商品ページを確認してみてください✨
気になることがあればぜひコメントいただければできる限り返信しますので、気軽にお声かけください😊
分からない用語がありましたらページ上部の「ポタオデ用語集」、もしくはこちらから確認できますので是非見てみてください!
ではまた次のレビューでお会いしましょう👋
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最後に
本記事作成において、製品をご提供くださったAliExpress JP様、本当にありがとうございました。
※本レビューにつきまして、メーカー様からの金銭の受け取りはなく、内容に関する指示もありません。本レビューは「のぶ」自身が感じたことを素直に執筆しております。
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